南米のボリビアで、南部の山岳地帯を走っていたバスが、およそ１００メートル下の谷に転落し、乗客少なくとも２８人が死亡しました。
ボリビア南部のタリハで、２６日、山岳地帯を走っていた路線バスがおよそ１００メートル下の谷に転落しました。この事故で、バスは横転して大破し、地元の警察によりますと、これまでに子ども２人を含む乗客２８人の死亡が確認されたほか、１０人がけがをして病院に運ばれました。この中に外国人が含まれていたかどうかなど詳しいことは分かっていませんが、乗客のほとんどは地元の住民だったものとみられています。現場付近はカーブが連続する場所で、地元の警察は運転手が運転を誤ったものとみて詳しい原因を調べています。ボリビアでは、去年１月にもバスと乗用車が衝突して７０メートル下の谷に転落し、乗客ら２０人余りが死亡するなど、山岳地帯でのバス事故が相次いでいます。
